東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

堀文子さん死去 日本画、晩年まで制作

写真

 素朴で柔らかな色彩の花鳥画のほか絵本でも親しまれた日本画家の堀文子(ほりふみこ)さんが、五日、心不全のため死去した。百歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。

 女子美術専門学校(現女子美術大)を卒業し、日本画の道へ。新制作協会会員を経て、創画会の結成に参加した。「山と池」で一九五二年に上村松園(うえむらしょうえん)賞。制作の傍ら、絵本や装丁を数多く手掛けた。七二年にはイタリア・ボローニャの国際絵本原画展で絵本「くるみわりにんぎょう」がグラフィック賞を受賞した。

 七十歳間近でイタリアにアトリエを構える一方、メキシコの遺跡やヒマラヤ山麓などを精力的に旅した。晩年まで制作し、全国各地で個展を続けた。二〇一四年には、福島空港のターミナルに陶板のレリーフ「ユートピア」が完成した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報