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【社会】

入居者に転居要請開始 レオパレス 危険性高い物件7782人

 賃貸アパート大手のレオパレス21は八日、物件で新たに施工不良が発覚したことに関し、天井の防火上の不備がある物件六百四十一棟の入居者七千七百八十二人に対し、優先して転居の要請を始めた。特に危険性が高いと判断した。最終的には、新たに問題が見つかった千三百二十四棟の計一万四千四百四十三人に転居を促す。石井啓一国土交通相は八日の閣議後の記者会見で新たな施工不良に関し「極めて遺憾だ。安全性の確保に向けて対応する」と述べた。

 レオパレスは八日午後、二〇一八年四〜十二月期決算を発表する。七日には一九年三月期の連結純損失が三百八十億〜四百億円になるとの予想を公表した。

 転居要請は順次、電話をかけたり、引っ越しを促す書面をポストに投函(とうかん)したりしているという。

 転居を要請する問題の建物は「ゴールドレジデンス」と呼ばれる物件タイプ。一九九六〜二〇〇一年に着工した。レオパレスは転居の費用を負担し、管理物件を転居先として提案する方針だ。

 「ゴールドレジデンス」物件では、法令に基づき指定の二枚の部材を組み合わせて天井に設置する必要があるのに、一枚しかない事例や、指定の部材を使用していない事例を確認した。

 昨年五月には、三十八棟の施工不良を公表した。手掛けた全三万九千八十五棟を調査する中で、新たに三十三都府県の千三百二十四棟で問題が見つかった。天井の防火上の不備に加え、仕切りの壁や外壁でも施工不良があった。

 

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