東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

意見陳述ゼロ問題 都知事が改善指示

 公文書の非開示決定などに対する不服申し立てを審議する東京都情報公開審査会で、請求者の意見陳述が十年間、実施されていなかった問題で、小池百合子都知事は八日の定例記者会見で「意見陳述ができることも含め、ホームページでもっと分かりやすく案内するよう指示した」と述べ、制度の周知方法を改善する考えを示した。

 審査会は、都の非開示決定などを受け、請求者が不服を申し立てた際に開示の是非を審議する有識者の機関。都の条例では、審査会は「(請求者に)口頭で意見を述べる機会を与えることができる」と規定しているが、二〇〇九年度以降、陳述が全く行われていないことを本紙が報道した。

 小池知事は「意見陳述したいとの申し出があれば、審査会が合議の上で必要性を判断している」とし、条例に沿った運用だと強調。その上で「審査会のシステムも含めて丁寧に説明し、情報公開の道筋を確保したい」と述べた。

 都情報公開課は「ホームページの不服申し立ての説明にイラストを加えるなど、改善を検討したい」としている。 (梅野光春)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報