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【社会】

デブリ「取り出せる」 福島第一初の接触調査 2号機先行実施の可能性

2号機の原子炉格納容器内で、デブリの可能性がある堆積物を機器で持ち上げた調査の様子=13日(東京電力提供)

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 東京電力は十三日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内で溶け落ちた核燃料(デブリ)に触れて、硬さなど性状を確かめる初めての調査を実施し、デブリの可能性がある小石状の堆積物を持ち上げることができたと明らかにした。東電はこれらを格納容器の外部に取り出せるとの認識を示した。格納容器側面の貫通部からパイプ型の機器を挿入し、二本の「指」が開閉する遠隔操作の装置を使って調べた。

 三十〜四十年かかるとされる廃炉作業の中でも最難関のデブリ取り出しの実現に向けた一歩。国と東電の廃炉工程表では、炉心溶融(メルトダウン)が起きた1〜3号機のうち二〇一九年度に取り出しの初号機を決め、二一年に取り出しを開始する計画だが、2号機から先行実施する可能性が高まった。

 調査は十三日午前七時ごろから午後三時すぎにかけ実施。格納容器内は極めて放射線量が高いため、遠隔操作できる装置を使用。原子炉圧力容器の真下にある格子状の作業用足場の脱落部分から、パイプ先端の装置をケーブルで格納容器の底までつり下ろし、六カ所で堆積物に接触させた。五カ所で、数センチの大きさの小石状の堆積物や棒状の構造物が動くことを確認し、一部は最大五センチの高さまで持ち上げることができた。

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