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【社会】

伊藤忠社員を中国が拘束 1年前から、スパイ容疑か

 【上海=浅井正智】中国広東省広州市の国家安全当局が、大手商社、伊藤忠商事の日本人男性社員を昨年二月から拘束していることが分かった。日本の大手商社社員が長期間にわたり拘束されるのは異例だ。

 男性は四十代で、国家の安全を害したとして昨年二月下旬にスパイ容疑で拘束されたとみられる。昨年六月に起訴されたが、具体的にどのような行為が罪に問われたかは不明。

 菅義偉官房長官は十四日の記者会見で、拘束の事実を認めた上で、政府として男性に「できる限りの支援をしている。事柄の性質上、(事件の)詳細については差し控える」と述べた。

 一方、中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)副報道局長は同日、男性拘束について「承知していない。担当部門に聞いてほしい」と話した。

 中国では二〇一五年以降、少なくとも八人の日本人がスパイ行為に関わったとして拘束、起訴され、うち四人に実刑判決が言い渡されている。

 

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