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【社会】

「テキシア」詐欺 ランク付けで勧誘競う 指導役の下に4階層

 投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)を巡る事件で、同社は会長の銅子(どうこ)正人容疑者(41)=詐欺容疑で逮捕=を頂点としたピラミッド型の組織をつくり、会員一万三千人から約四百六十億円の出資金を集めていた。関係者への取材で分かった。全国の地区別リーダー「5(ゴ)レンジャー」らを指導役に、その下の会員を四つの階層でランク分けして出資額や勧誘数を競わせ、勢力を広げた。

 愛知県警によると、銅子容疑者を5レンジャーら幹部八人が補佐。出資額や勧誘数に応じ「ディレクター」(百三十人)、「マネージャー」(二百二十人)、伝道師を意味する「エバンジェリスト」(千二百十人)、「一般会員」(一万一千三百六十一人)にランク付けしていた。

 会員は毎月出資額の2〜4%の配当があり、知人らを新たに勧誘した場合、獲得した出資額の12〜30%のほか、最大3%の紹介料も手にできる仕組み。一般会員は五百万円以上の出資か、三人以上の新規会員の勧誘でエバンジェリストに昇格し、それ以上は上位会員の推薦が必要だった。同社は年間で全出資額の60〜70%を配当に回す自転車操業状態だった。

 指定暴力団六代目山口組弘道会傘下組織幹部の中村外喜治(ときじ)容疑者(66)が銅子容疑者の秘書役を務め、県警は億単位の資金が暴力団に流れた可能性もあるとみて調べる。

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