東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

平成最後「31年」硬貨、人気 増産追いつかず抽選販売に

写真

 「平成31年」と刻まれた硬貨6種類を組み合わせた独立行政法人造幣局の貨幣セットの人気が沸騰している。「平成最後の記念に」と通信販売に全国から注文が殺到。受け付けは終了したが、既に流通した分がインターネットオークションに出品されるケースも出た。造幣局の広報担当者は「関心の高さを肌で感じる」と話し、驚きを隠せない様子だ。

 熱視線を浴びているのは「プルーフ貨幣セット」(銘板付き7714円)=写真。表面に特殊な加工を施し、模様がきらめき浮き出て見える。毎年1月ごろ、その年を刻んだ3万組程度を販売してきたが、他の記念硬貨に比べて地味な存在だった。

 ところが平成最後の今年は事情が一変。1月10〜30日に通信販売の申し込みを受け付けたところ問い合わせが相次ぎ、造幣局は慌てて増産を決め、銘板なしを含む計約5万組の用意を目指す。21万組分の注文が寄せられているが、「製造能力の限界」(担当者)として、抽選にすることを決めた。

 通信販売での商品発送はこれからだが、造幣局は局内のショップで一時、少数を販売した。これが既にオークションサイトで「新品未開封」として出品された。造幣局関係者は「思いも寄らない事態。『記念に欲しい』というお客さんの純粋な要望に応えられず、心苦しい」と明かす。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報