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【社会】

空自F2、山口沖に墜落 訓練中、搭乗の2人救助 築城基地所属

航空自衛隊のF2戦闘機=青森県三沢市で

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 二十日午前九時十八分ごろ、山口県沖の日本海で、訓練飛行をしていた航空自衛隊のF2戦闘機一機が墜落した。空自が捜索し、洋上で搭乗員二人を発見、収容した。いずれも意識がある。空自は事故調査委員会を設置したほか、F2だけでなく、F15など全戦闘機の安全確認を始めた。

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 防衛省によると、F2は福岡県の築城(ついき)基地所属。二十日午前八時四十八分ごろ同基地を離陸し、計三機で対戦闘機を想定した訓練中だった。同九時十八分ごろ、F2の救難信号を確認。二分後にレーダーから機影が消えた。F2が訓練中に墜落するのは初めてという。

 空自が捜索し、機影消失から約五十分後に二人を発見した。一人は洋上で発煙筒をたいており、残る一人は手を振っていた。目立った外傷はないという。

 岩屋毅防衛相は二十日の衆院予算委員会で「地元の皆さまに不安を与え申し訳ない。原因究明した上で再発防止に努める」と述べた。

 第七管区海上保安本部によると、F2がレーダーから消えた場所は、山口県萩市の見島沖付近とみられる。

 気象庁によると、萩市では二十日午前九時に風速二・六メートルを観測した。

 同基地所属のF2を巡っては、昨年十一月に長崎県付近の洋上で二機が並行飛行した際、空中で接触し、機体の一部を損傷する事故があった。

◇最近の主な自衛隊機事故

 2012年4月15日 青森県の陸奥湾で海上自衛隊ヘリが護衛艦に接触し墜落、機長が死亡

 15・2・12 宮崎県えびの市の山中で海自ヘリが墜落、乗員3人死亡

 16・4・6 鹿児島県鹿屋市の山中で航空自衛隊の飛行点検機が墜落、6人死亡

 17・5・16 北海道北斗市の袴腰山付近で大破した陸上自衛隊のLR2連絡偵察機を発見。乗員4人死亡

 8・17 山口県岩国市の海自岩国航空基地で、海自のCH101多用途ヘリが横転。4人が病院に搬送

 26 青森県沖の日本海上で海自の4人乗り哨戒ヘリが墜落。3人が行方不明となり、うち2人の遺体が見つかった

 10・17 浜松市沖で空自の救難ヘリが墜落。3人死亡、1人行方不明

 18・2・5 佐賀県神埼市で陸自ヘリが墜落

 19・2・20 山口県沖で空自のF2戦闘機が墜落

 

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