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【社会】

都知事、未明の施政方針 築地再開発巡り議会空転

予定より11時間遅れで施政方針を表明する小池百合子知事=21日午前0時40分

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 東京都の二〇一九年度予算案などを審議する都議会の定例会は初日の二十日、築地市場跡地の再開発を巡る会派間の対立で空転し、小池百合子知事の施政方針演説が約十一時間遅れの翌二十一日午前零時半ごろにずれ込んだ。都議会で初日に施政方針演説が行われなかったのは異例。 (岡本太)

 小池知事は先月、築地の跡地に国際会議場などを整備する再開発計画の素案を発表した。「築地は守る」「食のテーマパーク機能を有する新たな市場にする」とした従来発言からの方針転換だとして、自民、共産、立憲・民主などは説明責任を果たすべきだと主張。委員会で知事の一問一答形式での質疑を求めていた。

 これに対し、都民ファーストの会と公明は反対した上、両会派間でも意見の違いがあり、調整に時間がかかった。最終的には、経済・港湾委員会に知事の出席を求め、一問一答形式で質疑することで各会派が合意した。

 小池知事はこれまで方針転換を認めておらず、施政方針演説でも「築地を先進性と国際性を兼ね備えた東京の新たな顔として育てていきたい」と述べるにとどめた。本会議後、報道陣に「しっかりと築地の問題など皆さんと審議できる機会を頂いた」と話した。

 本会議は、今定例会の会期決めなどのため、二十日夕と深夜に短時間だけ開会。翌日午前零時半ごろ再開し、同二時ごろまで続いた。 

 

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