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【社会】

北海道地震 厚真町で雪崩、断水 JR一部運休、4人けが

震度6弱を観測した地震から一夜明けた北海道厚真町高丘地区=22日午前7時20分

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 北海道で二十一日夜に発生した地震で、苫小牧市消防本部は二十二日、市内の八十代と四十代の女性、三十代男性が転倒して軽傷を負ったと明らかにした。札幌市の七十代男性も軽傷を負っており、けが人は四人。震度6弱を観測した厚真町では二十二日、水道管破損の影響で一時百戸超で断水した。道は、厚真(あつま)町幌里、幌内両地区で小規模な雪崩を確認し、人的被害や巻き込まれた建物はなかったと発表した。

 JR北海道によると、地震を受けた線路の安全確認などの影響で、二十二日は特急列車など計五十八本の運休を決めた。二十一日夜、駅間に停止した複数の列車は、二十二日未明までに駅に移動し、乗客が閉じ込められた状況は解消した。札幌市によると、地震後に点検のため運転を見合わせていた市営地下鉄は二十二日朝、全線で運転を再開した。

 道や厚真町によると、町内の水道管に漏水があり、破損箇所の特定のため二十二日は豊沢地区の百十一戸で一時断水した。復旧作業を進め、午前八時現在七十四戸で断水。町は住民に非常食と水を配布した。非常食を受け取った無職中谷英子さん(71)は「素早く対応してくれてありがたい。昨夜は前回の地震を思い出し、震えが止まらなかった」と話した。

 町職員が雪崩の発生状況を調査したところ、家屋や道路などに影響はなかった。厚真町では昨年九月の地震の際、大規模な土砂崩れで三十六人が犠牲になった。

 気象庁によると、今回の地震の震源は、昨年九月の地震の震源から北に約一〇キロ。同九月以降、震度1以上の地震が三百回以上発生し、同十月には震度5弱を観測するなど、周辺の南北約三〇キロの領域を中心に活動が続いている。

 気象庁は当初、今回の地震の規模をマグニチュード(M)5・7としていたが、5・8に修正した。

北海道厚真町豊沢地区で、水の入ったポリタンクを運ぶ町職員=22日午前

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