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【社会】

中央・総武線一時見合わせ 国公立大受験に影響 停電、最大4時間半

 二十五日午前四時五十五分ごろ、東京都のJR中央・総武線水道橋−飯田橋間の線路付近から出火。停電で中央線快速(東京−新宿間)が約四時間半、中央・総武線(三鷹−西船橋間)は約四時間にわたって運転を見合わせた。乗客約二十八万人に影響が出た。国公立大二次試験の前期日程と重なり、一橋大や千葉大、東京学芸大など沿線の大学が試験開始を一時間繰り下げるなどして対応した。

 JR東日本によると、火災で送電ケーブルが燃え、御茶ノ水、水道橋、飯田橋、市ケ谷の各駅で停電が発生。信号機が停止し、中央線快速と中央・総武線の全線で当初、運転を見合わせた。午前六時二十五分に新宿−高尾間で再開。その後、順次復旧したが、東京−新宿間の運転再開は同九時二十七分だった。上下線計百七十七本が運休し、九十一本に遅れが出た。

 東京消防庁によると、千代田区飯田橋三のJRの線路近くに置いてあった工事用資材や段ボールから出火。警視庁麹町署とJR東日本によると、出火場所で作業員八人が未明まで橋の改良工事で金属部品を切断する作業などをしていた。飛び散る火花から出火しないよう防火シートを囲うようにして使っていたが、作業後、このシートをくるんだ状態でしまっていた。

 署は、防火シート内に残った火の粉が燃え広がり、ケーブルに燃え移った可能性があるとみている。

 一橋大はJR中央線国立駅近くの国立キャンパスが全四学部の試験会場になっており、全ての受験生を対象に一科目目の国語の開始時間を一時間遅い午前十一時半に繰り下げた。

 千葉大、東京学芸大、東京外国語大、東京医科歯科大も全体の試験時間を繰り下げた。東京大は遅刻した十五人を別室で受験させ、東京工業大、首都大東京も同様の対応をした。

 

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