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【社会】

小池氏「築地に卸売市場整備せず」 「公約」転換は否定

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 築地市場跡地(東京都中央区)の再開発を巡り、小池百合子知事=写真=は二十六日の都議会本会議で「豊洲市場(江東区)との近接性を考えれば、都が改めて(築地に)卸売市場を整備することはない」と述べた。二〇一七年の都議選直前に「食のテーマパーク機能を有する新たな市場を整備する」などと表明し、実質的に都議選の公約だった。

 代表質問で、最大会派「都民ファーストの会」の都議に答弁した。小池知事は先月、国際会議場を核とする再開発の素案を公表したが、市場再整備方針との整合性について「説明不足」との批判を受け、二月二十日の都議会初日が空転。この日も、自民党は「何の説明もせずにやすやすと都民、事業者への約束をほごにした」と追及した。

 小池知事は、この日の答弁で「方針の方向性は何ら変わっていない」と主張。「長い歴史の中で育まれてきた築地ブランドをさらに発展させていきたいとの思いで(方針を)述べた。この方針をベースとして都として検討を重ねてきた」とし、方針転換ではないと強調した。

 小池知事は一七年六月二十日、「築地は守る」などの基本方針を発表。五年後をめどに新市場として再整備するとし、築地に復帰したい仲卸業者への支援にも言及した。三日後の六月二十三日に告示された都議選では、小池知事が代表に就いた都民ファーストの会が大勝した。しかし、豊洲市場に観光拠点を整備する業者が反発。小池知事は、築地での市場再整備などについてトーンダウンさせていた。 (岡本太)

 

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