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【社会】

「アポ電」強殺 3人逮捕 江東の事件、容疑否認

警視庁深川署に入る(上)須江拓貴容疑者、(中)小松園竜飛容疑者、(下)酒井佑太容疑者=13日午後

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 東京都江東区のマンションで二月、住人の加藤邦子さん=当時(80)=が殺害された事件で、警視庁は十三日、強盗殺人などの疑いで、無職須江拓貴(22)=住所不定、土木作業員小松園竜飛(たつみ)(27)=川崎市川崎区京町二、無職酒井佑太(22)=住所不定=の三容疑者を逮捕した。 (西川正志、奥村圭吾)

 捜査一課によると、加藤さん宅には事件前、現金の保管状況を聞き出す「アポ電(アポイントメント電話)」があった。東京都渋谷区内で一〜二月、アポ電の数日後、三人組の男が高齢の夫婦宅に押し入り、現金を奪う緊縛強盗事件が二件発生。このうち二月一日の事件は、今回の事件と共通点がみられることから、一課は関連を調べている。

 逮捕容疑では、二月二十八日午前十一時〜午後二時ごろ、現場マンションに侵入し、加藤さんの両手をラップで、両足を粘着テープで緊縛。さらに口の付近にも粘着テープを巻き付けるなどして圧迫して殺害し、室内にあったインターホン一台(千五百円相当)を奪ったとされる。

 一課によると、須江、小松園両容疑者は「身に覚えがない」、酒井容疑者は「何の話かわからない」と容疑を否認している。

 現場マンションのカメラには、二十八日午前十一時ごろ、黒いフードをかぶった白いマスク姿の三人が順番に入り、同十一時半ごろに出ていく姿が写っていた。その後、近くの路上で所沢ナンバーのグレーの軽乗用車に乗り込む三人の姿を付近住民が目撃していた。

 一課は、マンションや道路上にあるカメラの映像を解析し、軽乗用車の逃走経路を追跡。三人を特定し、十三日に神奈川県内で身柄を確保した。逃走に使われた軽乗用車は他人名義だった。

 室内は激しく荒らされ、壁に取り付けられていたモニター付きのインターホンが引き剥がされていた。インターホンは見つかっていない。カメラの映像から、三人は手袋を着けて侵入したことも判明しており、現場に証拠を残さないようにしたと一課はみている。

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