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【社会】

<ドキュメント改元>菅官房長官 深呼吸、間を置き発表

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は午前十一時四十分、口を真一文字に結び緊張したような面持ちで、首相官邸の記者会見室に現れた。二百人を超える報道陣に淡々と説明を始めたが、「(新元号が)閣議決定されました」と言う場面では力がこもった。深呼吸の後、少し間を置いて「新しい元号は『令和』であります」と述べると、速報を伝えるため記者たちが次々と会見場を飛び出した。

 三十年前の「平成」発表時に小渕恵三官房長官(当時)がしたのと同じように、菅氏は新元号の書かれた額を掲げた。表情は変えないまま。額を左へ、右へと向けると、それに合わせてカメラのシャッター音が会見場に響き渡った。

 「平成」の発表時は、小渕氏が新元号の意味を説明した。菅氏はこの日、新元号を日本最古の歌集「万葉集」から引用したことなどを説明したが、選定理由や言葉の意味については「総理から直接お話があります」と話し、七分ほどで会見を終了した。

 約二十分後、安倍晋三首相が登壇。新元号について「希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆さまとともに切り開いていく」と締めくくった。 (木原育子)

 

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