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【社会】

<ドキュメント改元>平和続く時代に 「令和」その瞬間拍手、歓声

街頭の大型スクリーンに映された新元号発表の様子を見る人たち=1日午前11時42分、東京都新宿区で

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 漢字2文字に願いを込めて−。「平成」に代わる新たな元号「令和(れいわ)」が1日、発表された。典拠はわが国最古の和歌集「万葉集」から。清新な響きの中に、「美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」との意味が込められた。「平和で穏やかな時代に」。改元の5月1日に向け、人々の思いが広がった。 

 各地では市民から歓迎の声が上がった。東京・新宿駅東口のアルタ前では、大型画面に発表のニュースが流れると、買い物客ら三百人がいっせいに携帯電話のカメラで写真に収め、拍手や歓声が広がった。

 東京都杉並区の原田知広さん(40)は「響きも良く、覚えやすい元号」と興奮気味。この日入社式を控えた大阪府高槻市の川村るみさん(22)は「後世の人たちに『令和はいい時代だったね』と言われるよう、自分も社会人として頑張りたい」と笑顔を見せた。元号発表を見るために訪れた川崎市宮前区の大学生木村秀太朗さん(20)は「平和への願いを込めたのかな。昭和とちょっと似てる」と話した。

 一般公開をしている皇居・乾通りでは、埼玉県熊谷市の内田みち子さん(75)が「発表の瞬間を見にきた。文字の通り、和やかで平和な時代になれば良い」とにっこり。祖父母と一緒に訪れた兵庫県高砂市の中学二年松本優輝さん(13)は「最初は変な感じがしたけど、書きやすそう」。川崎市幸区の主婦石川郁子さん(72)は「ピンとこない。令は少し冷たい感じ」と語った。

 福島市のJR福島駅前では、デパート壁面の大型モニターで新しい元号が発表されると、拍手が起きた。福島市出身で大阪府高槻市から旅行に来ていた松尾康治さん(80)は「命令の令か。どうせ和を使うなら平和が良かったな」としつつも「穏やかな時代になってほしい」と願った。

 (小松田健一、松尾博史、蜘手美鶴、長久保宏美)

 

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