東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「新元号社員」入社式 働き方転換 残業規制開始

 新年度が始まった一日、全国の企業や官公庁が入社式や入庁式を開いた。新年度からは政府が「七十年ぶりの大改革」と位置付ける働き方改革関連法のうち、罰則付きの残業時間の上限規制がスタート。長時間労働是正に向け、日本の労働は大きな転換期を迎える。

 働き方改革関連法を所管する厚生労働省では、根本匠厚労相が新職員約百八十人を前に「厚労省が日本の社会保障と働き方を引っ張っていく存在でありたい」と呼び掛けた。同省は統計不正など不祥事が相次いだ。「自分がこの国を支えるという思いを持って頑張ってほしい」と述べた。

 四月から残業時間の上限規制が適用となるのは大手企業で、中小は一年後の二〇二〇年四月から。上限を最長でも「年七百二十時間以内」「休日労働含み月百時間未満」などと定める。

 ■五輪控えた都庁

 東京都職員の入都式が一日都内であり、小池百合子知事は「東京五輪・パラリンピックが来年に迫っている。世界的な大会の推進力となり東京と日本が成長を続ける礎をつくることが私たちの使命だ」と激励した。

 小池氏は「五月には日本は新元号の下で新たな時代の幕開けを迎える」と述べ、「ともに新しい東京をつくり上げていきましょう」と呼び掛けた。

 新入職員の三国純一さん(22)は「(新元号の)幕開けとともに仕事ができることを光栄に思う。新しい時代を築いていけるよう、仕事にまい進したい」と話した。

 ■飲酒問題の航空会社

 日航は一日、羽田空港で入社式を開催した。グループ会社と合わせ、新入社員約千九百六十人が参加。日航では、昨年十月、乗務前に大量飲酒した副操縦士=懲戒解雇=が英国で逮捕されたのをきっかけに、アルコールに絡む不祥事が続出。安全意識の立て直しが急務となっている。

 赤坂祐二社長は訓示で、飲酒不祥事について「一部社員の問題ととらえず、すべての仕事が、人命に関わっていることを忘れてはならない」と述べた。

 全日空グループでも羽田空港で入社式があった。全日空の片野坂真哉会長は「失われた信頼を回復すべく、厳格なアルコール検査を徹底し、しっかり取り組んでいかなければならない」とあいさつした。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報