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【社会】

万葉集、売り切れ御免 新元号引用で増刷、重版

新元号「令和」の出典となった万葉集関連本や平成を振り返る書籍が集められた本棚=2日午前、東京の神保町ブックセンターで

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 新元号に決まった「令和」が万葉集から引用されたことを受け、出版社は急きょ、関連書籍の重版に乗り出した。東京都内の書店では特設コーナーを拡充する動きも出ている。

 文庫版の万葉集を発行する岩波書店(千代田区)は重版を決定。マーケティンググループの堀内まゆみさんによると、発表があった一日昼ごろから「書店からの注文が殺到している」という。

 「角川書店」で知られるKADOKAWA(同区)も関連書籍の緊急重版を決めた。

 ホームページによると、新元号の典拠部分を含む書籍二冊の注文が相次ぎ、インターネット書店でも売り切れが続出したため各八千部を重版。追加重版も検討中だという。

 書店の動きも慌ただしい。神保町ブックセンター(同区)には「在庫はあるか」「取り置きしてほしい」といった問い合わせがあり、出典部分を含む書籍は早速売れた。在庫はわずかで、書籍担当の久木玲奈さん(27)は「入荷は出版社の重版次第」とやきもき。

 ネット通販大手「アマゾン」のサイトでは、万葉集関連の複数の書籍が売れ筋ランキングの上位に入るなどした。

 

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