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【社会】

衆院2補選告示 沖縄3区、「辺野古」で一騎打ち 大阪12区、ダブル選勢い続くか

衆院沖縄3区補選が告示され、候補者の訴えを聞く有権者ら=9日午前、沖縄県うるま市で

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 「自民一強」を有権者はどう評価するのか。参院選の行方を占う衆院補選が九日始まった。与野党一騎打ちの沖縄3区は、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設問題が改めて争点に。大阪12区は、死去した前職の「弔い合戦」を掲げる自民に、ダブル首長選を制して勢いに乗る維新が挑む。

■沖縄3区

 沖縄3区では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を巡り、立候補した新人二人が持論を展開し、論戦は早くも熱を帯びた。

 「沖縄を何十年も悩ませ続けている普天間の問題をクリアしないと、明るい未来へ進めない」。無所属新人屋良朝博さん(56)は、沖縄市での出発式で声を張り上げ、辺野古への移設反対を唱えた。青いはちまき姿で応援に加わった玉城デニー知事は「私の後継候補として屋良さんをお願いしたい」とあいさつ。手にしていたたすきを自ら屋良氏に掛け、後継色をアピールした。

 自民党新人の島尻安伊子さん(54)=公明推薦=は、沖縄市での第一声で「あのきれいな海を埋めて良いという人は誰ひとりいない。だが、普天間周辺は危険と隣り合わせの暮らしだ」と移設の必要性を強調。自民党の加藤勝信総務会長も駆け付け、公明党の地方議員らを前に「米軍基地問題では現実的な対応をしていく」と述べ、一致結束を呼び掛けた。

■大阪12区

 大阪12区は、自民党にとっては北川知克元環境副大臣の死去を受けた「弔い合戦」。だが、無所属の二人と、大阪ダブル戦圧勝の余勢を駆る日本維新の会が立ちはだかる。届け出を済ませた四陣営は早速、大阪府寝屋川市などで政策や思いを訴えた。

 「志半ばだった思いを引き継ぐ決意で国政に挑戦する」。北川知克さんの写真が飾られた事務所で、おいの自民党新人北川晋平さん(32)が意気込んだ。推薦する公明党の地元市議らも駆け付けた。大東市での演説中には晋平さんの妻が知克さんの写真を抱いて寄り添った。

 日本維新新人の藤田文武さん(38)も事務所で「新しい時代に導くのは維新しかない」とあいさつ。大阪府知事選、大阪市長選を制した勢いに乗り、議席奪取を図る。

 共産党の元衆院議員で、共産、自由両党が推薦する無所属の宮本岳志さん(59)は「安倍政治と対決する候補がいなかったから選挙に立った。市民と野党の共闘で本気で日本を変えたい」と京阪寝屋川市駅前であいさつ。立憲民主党議員らも姿を見せた。

 無所属元職の元総務相樽床伸二さん(59)も同駅前で約二百人を前に「大激戦だが、どの候補者よりも地元、大阪、日本のことを強く思って戦う」と決意を述べ、スタッフ数人とビラを配った。

 

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