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【社会】

両陛下 ご結婚60年

「お忍び」で桜の咲く皇居外周を散策される天皇、皇后両陛下=7日朝、東京都千代田区で

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 天皇、皇后両陛下は十日、一九五九年の結婚から満六十年のダイヤモンド婚式を迎えられた。皇居・宮殿では同日、皇族方や三権の長らが両陛下に祝意を伝える行事がある。夜には御所で皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、長女黒田清子(さやこ)さん夫妻を招いた夕食会が開かれ、一家だんらんを楽しむ。

 皇太子だった陛下と皇后さま(正田美智子さん)は五七年八月、長野県・軽井沢で開かれたテニストーナメントでの対戦を縁に親交を深めた。五八年十一月に宮内庁が婚約を発表。「テニスコートの恋」と話題に。六〇年に皇太子さまが誕生。親子が仲むつまじく暮らす姿は、戦後の皇室を象徴する光景となった。

 皇后さまは昨年十月、誕生日に際して宮内記者会へ寄せた文書回答で「『象徴』のお立場をいかに生きるかを模索し続ける御姿を見上げつつ過ごした日々を、今深い感慨と共に思い起こしています」などと、結婚生活を振り返った。

 陛下は、同年十二月の記者会見で「六十年の長い年月、皇室と国民への献身を真心をもって果たしてきたことを、心からねぎらいたく思います」と、声を震わせて皇后さまへの感謝を語った。三十日の退位まで、両陛下は多忙な日々が続く。 (小松田健一)

 

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