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【社会】

ゴーン前会長・妻を尋問 東京地検特捜部 不正関与を否定か

 日産自動車の資金約五億六千万円を自身に還流させたとして、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕された前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)の妻キャロルさんが十一日、東京地裁に出頭し、東京地検特捜部から非公開の証人尋問を受けた。キャロルさんは「夫は無実だ」と証言し、自身の不正への関与も否定したとみられる。

 同席した弘中惇一郎弁護士によると、キャロルさんは「夫の無実を明らかにするためにきちんと話す」と尋問に臨んだという。

 関係者によると、ゴーン容疑者が中東オマーンの販売代理店を通じて自身に還流させたとされる日産資金の一部は、キャロルさんが代表の英領バージン諸島の会社「ビューティー・ヨット」に流れたとされる。

 英語の通訳を交えた尋問は約三時間。特捜部は、入金の経緯や使途について説明を求めようとしたとみられる。

 弘中弁護士は「質疑の中身は差し控える」としたが、キャロルさんは特捜部からの質問に証言拒否権を使うこともなく、「記憶に基づき誠実に答えていた」という。

 特捜部はゴーン容疑者を再逮捕した四日、東京都内の自宅に一緒にいたキャロルさんに五日の出頭を求めたが、キャロルさんは「身の危険を感じた」としてフランスに出国。その後、当地のメディアに「日本に戻る」と答え、再び入国していた。

 

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