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【社会】

熊本地震きょう3年 1万6000人超、依然仮住まい

熊本地震の発生から3年を前に、熊本県益城町に置かれた献花台に手を合わせ、犠牲者を悼む女性=13日

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 史上初めて震度7を二度観測した熊本地震は十四日で最初の激震「前震」から三年。二十万棟以上の住宅が損壊し、熊本県では依然約一万六千人以上が仮設住宅などで仮住まいをしている。行政は住まい確保に向け支援策を用意し、自力再建が困難な人のために災害公営住宅の整備を急ぐ。

 三月末時点の仮住まいは、ピークだった二〇一七年五月末の四万七千八百人に比べ六割以上減少。民間賃貸住宅の家賃を行政が払う「みなし仮設」が全体の約七割を占める。原則二年の入居期限は延長され、最長四年過ごすことができる。県は来年四月までに住まい確保を実現させたい考え。

 二度目の激震「本震」で崩落した阿蘇大橋は架け替え工事が続き、熊本と大分を結ぶJR豊肥線や国道57号は寸断したままだ。熊本城(熊本市)は大天守の外観復旧がほぼ完了した。

 震災関連死を含め計四十五人が犠牲となった熊本県益城町は十三日、町内の複合施設に献花台を設置。白い菊の花を手向けた西村博則町長は「(被災者の)生活再建を第一に、町のにぎわいづくりにも精いっぱい取り組む」と決意を新たにした。

 一六年四月十四日夜の前震で建物の下敷きになるなどした「直接死」は九人。十六日未明の本震で計五十人に拡大した。「震災関連死」は熊本県二百十五人、大分県三人。地震の犠牲者は一六年六月の豪雨災害で亡くなった五人と合わせ計二百七十三人。

 

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