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【社会】

改元詐欺、都内初の被害 ニセ電話「令和で医療費戻る」

 警視庁は十七日、東京都町田市の五十代女性が「令和になり、医療費が戻ります」とうその電話を受け、約三十二万円をだまし取られたと発表した。警視庁によると、五月一日からの新元号「令和」をだまし文句にしたニセ電話詐欺の被害が、都内で確認されたのは初めて。犯罪抑止対策本部の小池康弘対策官は「五月以降も、この手口の増加が懸念される」と注意を呼び掛けている。

 同本部によると、十日午前十一時ごろ、市職員を装う男から女性宅に電話があり、「令和になり、累積医療費制度が見直されます。返金手続きに必要な受領票がなければ、現金自動預払機(ATM)で受領番号を受け取ってください」と伝えられた。女性は携帯電話で男の指示を受け、外出しATMを操作。受領票を受け取る操作と信じ込み、現金を振り込む操作をさせられていた。帰宅後、家族に電話し、詐欺被害に気づいた。

 警視庁のまとめでは、医療費などを返すとかたる還付金詐欺は一〜三月、都内で二百六十二件あり、被害額は計約三億六千百万円。いずれも前年同期比で三割以上増えた。

 

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