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【社会】

「本1冊が子を変える」 アフガン支援団体 都内で報告会

アフガニスタンでの活動を報告するスルタナさん=東京都渋谷区の聖心女子大学で

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 アジアの子どもたちの教育支援をしている非政府組織(NGO)「シャンティ国際ボランティア会」(東京都新宿区)は、アフガニスタンでの活動の報告会を聖心女子大(渋谷区)で開いた。現地スタッフのスルタナ・ハムラズ・サフィさん(39)は「一冊の本が子どもたちの人生を変える。彼らが将来に希望を持てるようにしてあげたい」と約30人の聴衆に語った。 (長竹祐子)

 シャンティは一九八一年設立で、カンボジアやミャンマーなどアジア各国で、学校や図書館を建設し、本を送る活動をしている。

 アフガニスタンでは二〇〇三年から昨年末までに小学校四十校、図書館百四十二カ所を整備し、計一万二千冊以上の絵本を送った。

 スルタナさんによると、長い間紛争が続く同国は成人の識字率が四割に満たない。女性の教育や社会進出に対する抵抗感も根強いといい、「保守的な地域では、私たちの活動がなかなか理解されなかった」と明かす。それでも活動が実を結び、今では政府から図書館運営について研修を頼まれるほどになった。

 小学生のときに母親からもらった一冊の本が心の支えというスルタナさんは「読み書きができない子が図書館に通って文字を覚え、成長する姿を見てきた。絵本を通じて、子どもたちの想像力や、どんな困難な状況でも問題を解決する力を育てたい」と訴えた。

 寄付などの問い合わせはシャンティ=電03(5360)1233、またはホームページから。 

 

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