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【社会】

258グラムで出生 男児退院へ 世界最小、長野の病院

母親の関野俊子さんに抱かれる成長した竜佑ちゃん=19日午前、長野県安曇野市で

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 長野県立こども病院(同県安曇野市)は十九日、昨年十月に二五八グラムの男児が誕生し、順調に成長して今月二十日にも退院する見込みだと発表した。十九日現在、三三七四グラムで、病院側は、元気に退院する男児としては世界最小になるとしている。

 体重一〇〇〇グラム未満で生まれる超低出生体重児の救命率は、三〇〇グラム未満になると特に低くなるとされる。広間武彦医師は「生まれた直後は血管が細く点滴が難しいなど、治療には困難が伴った。医療の成果が出て大変喜ばしい」と話した。

 男児は関野竜佑ちゃんで、母俊子さんは「生まれた当初は触ったら壊れそうで、どうしていいか分からなかった。病院に丁寧に対応してもらい、日に日に人間らしくなり、うれしく感じている」と語った。

 世界の超低出生体重児を記録する米アイオワ大のデータベースによると、これまで男児で世界最小だったのは、慶応大病院で二〇一八年に二六八グラムで生まれた東京都の赤ちゃんだった。

 

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