東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

乗用車 不具合確認されず 87歳・池袋暴走 運転誤った可能性

事故のあった現場前で花をたむけ、手を合わせる人たち=20日午前10時9分、東京都豊島区で(市川和宏撮影)

写真

 東京都豊島区東池袋四の都道交差点で十九日、乗用車が暴走し、母子二人が死亡、八人が重軽傷を負った事故で、乗用車はエアバッグが正常に作動するなど、目立った機器の不具合が確認されていないことが、警視庁への取材で分かった。

 同庁は、運転していた板橋区の飯塚幸三さん(87)が操作を誤った可能性があるとみて、車の運転操作の自動記録装置「イベントデータレコーダー」(EDR)を解析するなどして、当時の詳しい状況を調べている。

 同庁によると、飯塚さんは事故後、息子に電話で「アクセルが戻らなくなった」と話していた。ドライブレコーダーの映像では、車は約百五十メートルにわたり暴走する間、減速した様子はなく、アクセルを踏み続けたとみられる。アクセルペダル付近にペットボトルなどの落下物はなく、ペダルに物が挟まったトラブルは考えにくい。飯塚さんに持病などは確認されていない。一方、飯塚さんの知人によると、飯塚さんは一〜二年ほど前、「運転はやめる」と周囲に話していた。

 事故は十九日午後零時二十五分ごろに発生。車は二カ所の赤信号を無視して暴走し、三カ所の横断歩道で自転車に乗っていた母子や歩行者らを次々とはねた。ごみ収集車やトラックとも衝突した。 (福岡範行、奥村圭吾)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報