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【社会】

さよなら屋上遊園地 丸広川越店 9月1日閉園

閉園が決まった丸広百貨店川越店の屋上遊園地。「昭和レトロ」な雰囲気が人気を集めた=埼玉県川越市で

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 埼玉県川越市の丸広百貨店川越店の屋上遊園地「わんぱくランド」が、9月1日で閉園する。運営するバンダイナムコアミューズメント(東京)が23日、発表した。昔ながらの小型観覧車が今も営業している屋上遊園地は数少なく、1968年の開業以来、親子3代にわたって親しまれてきた観覧車の撤去に惜しむ声が上がりそうだ。 (中里宏)

 観覧車「わんぱくホイール」は高さ一一・七メートル、幅一〇・六メートル。八台のゴンドラが一周三分三十秒で回り、料金は一回三百円。観覧車のほか、モノレールや飛行機などもある「昭和レトロ」なデパート屋上遊園地として、テレビドラマや映画のロケにも使われた。

 撤去は、建物の耐震工事に伴うスペース確保のため。九月一日の営業終了後、年内に屋上の遊具を撤去する。丸広百貨店営業企画部の永窪佑介さん(33)は「半世紀にわたり親子三代で愛してもらい、従業員一同厚く感謝申し上げます」と話している。

 屋上遊園地はかつては各地のデパートにあったが、次第に減少。東京でも松屋浅草(二〇一〇年)や東急百貨店東横店(一三年)、松坂屋上野店(一四年)など閉園が相次いでいる。

 全国で屋上遊園地を運営してきたバンダイナムコによると、現在、小型の観覧車が営業している屋上遊園地は、丸広川越店と東急プラザ蒲田(東京都大田区)だけ。名古屋三越栄店(名古屋市中区)に現存する日本最古の屋上観覧車(一九五六年設置)が国の登録文化財として保存されているが、営業はしていない。

 

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