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【社会】

「娘のため一生懸命な母」 池袋暴走 友人ら最後の別れ

今年4月6日、よく遊びに行った公園で過ごす松永真菜さん(左)と莉子ちゃん=遺族提供

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 東京・池袋で十九日、暴走した乗用車にはねられ亡くなった松永真菜(まな)さん(31)と長女莉子(りこ)ちゃん(3つ)の告別式が二十四日午前、雨の降る中、東京都豊島区内の斎場で営まれた。友人らが次々と訪れ、悲しみに包まれた。

 真菜さんの友人の女性(31)は「横断歩道を青信号でちゃんと渡っていたのに」と声を震わせた。「莉子ちゃんは恥ずかしがり屋で、いつもお母さんにぴったりくっついていた。真菜はお菓子もご飯も全部手作りで、娘のために一生懸命な母親でした」と涙ながらに振り返った。

 女性は「高齢ドライバーだけでなく、飲酒運転やあおり運転など、車の事故がすごく多い。二人の命を無駄にしないためにも、社会全体で考えてほしい」と訴えた。

 専門学校からの友人の女性(31)は「幸せを絵に描いたような家庭だった。何で二人なんだろうと、いまだに信じられない」と無念そうに話した。

 参列した別の女性(31)によると、二人のひつぎには弔問客らがカーネーションやバラを一輪ずつ納めた。この女性は「真菜はすごく花が好きだった。摘んできた花を自宅に飾っていた」と涙を浮かべた。 (福岡範行)

 

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