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【社会】

小出義雄さん死去 80歳 女子マラソンの名伯楽

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 二〇〇〇年シドニー五輪の女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さん(中日新聞社=東京新聞=客員)らを育てた陸上の長距離・マラソン指導者、小出義雄(こいでよしお)さん(佐倉アスリート倶楽部代表)が二十四日、肺炎のため千葉県内の病院で死去した。八十歳。

 葬儀・告別式は二十九日午前九時から、同県佐倉市大蛇町七九〇の四のさくら斎場で。喪主は妻啓子(けいこ)さん。

 明るく豪快な性格で選手の心をつかみ、褒めて伸ばす名伯楽として知られた。近年は入退院を繰り返し、指導を委託されていた実業団のユニバーサルエンターテインメントとの契約を満了した三月末に、指導者を勇退していた。

 千葉県佐倉市生まれで、千葉・山武農高(現大網高)卒業後に一度社会に出て働いた後、順大に進んで箱根駅伝には三度出場。千葉・市立船橋高などで教員を二十三年間務めた後、一九八八年に実業団のリクルートの監督に就任し、後に積水化学へ移籍した。

 陸上日本女子では初の五輪金メダリストになった高橋さんや、マラソンで九二年バルセロナ五輪銀、九六年アトランタ五輪銅の二つのメダルを獲得した有森裕子さん、九七年世界選手権で優勝した鈴木博美さんらを育てた。

 近年は故郷で佐倉アスリート倶楽部を設立し、トップ選手だけでなく一般やジュニアのアスリートも指導。本紙では二〇一五年に連載された「この道」で自らの半生をつづり、連載をまとめた「ゴールへ駆けたガキ大将」を刊行した。

 

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