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【社会】

子ども同士「性的問題」732件 17年度 養護施設など初調査

 厚生労働省は二十六日、虐待に苦しんだり、経済的事情があったりする子どもを受け入れる児童養護施設や里親家庭などで、子ども同士の性的な問題を二〇一七年度に計七百三十二件(当事者は千三百七十一人)確認したと発表した。こうした問題に関する全国調査は初めて。子どもたちが安心して暮らせるよう問題発生時の状況を分析し、対応マニュアルを作成するなどの予防策を講じる。自治体には被害者の安全確保や性教育の実施などを求めた。

 厚労省によると、一〜二月、全国の児童養護施設や児童自立支援施設などの社会的養護関係施設のほか児相にもアンケートを実施。子ども同士の性行為や売春の強要といった性的問題に関する把握件数を調べた。

 社会的養護関係施設の73・5%に当たる計七百六十三施設から回答があり、把握件数は児童養護施設が五百四十四件(千五人)、児童心理治療施設が六十件(百十七人)、児童自立支援施設が四十六件(七十七人)、自立援助ホームが十五件(二十人)、母子生活支援施設が二十二件(六十一人)だった。

 また児相を通じた調査では、全国の里親家庭で七件(十人)、複数の子どもを家庭的な環境で育てるファミリーホームでは四件(七人)の問題を確認していることも分かった。一時保護所は78・8%に当たる百八カ所から回答があり、把握件数は三十四件(七十四人)だった。

 

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