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【社会】

平成に幕 天皇陛下、今夕 退位の礼 賢所に報告

「賢所大前の儀」を終えられた天皇陛下=30日午前10時11分、皇居・宮中三殿で(代表撮影)

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 天皇陛下は三十日午前、皇居・宮中三殿で、皇祖神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)や皇室の祖先の霊などに退位礼を行うことを報告する「退位礼当日賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」と「退位礼当日皇霊殿神殿(こうれいでんしんでん)に奉告の儀」に臨まれた。夕方から、宮殿で国事行為として行われる「退位礼正殿(せいでん)の儀」に臨む。一日午前零時に皇太子さまが新天皇に即位し、平成が終わり、令和元年が始まる。 (荘加卓嗣)

 宮中三殿の儀式は直前に雨が上がり、日が差し始める中で行われた。陛下が天皇だけに着用を許されている祭儀の正装「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包み、厳かな表情で天照大神をまつる賢所に拝礼し、退位礼を行うことを大和言葉で伝える「御告文(おつげぶみ)」を読み上げた。続いて皇室の祖先の霊をまつる皇霊殿、八百万(やおよろず)の神々をまつる神殿で同様の儀式を行った。

 皇太子さまと秋篠宮ご夫妻ら皇族と宮内庁幹部らが参列した。皇后さまは肩や首が痛む持病のため、お住まいの御所で拝礼。適応障害で療養中の皇太子妃雅子さまも、夕方の退位礼正殿の儀の出席に向けて体調を整えるため、参列を見合わせた。

 退位礼正殿の儀は、陛下が天皇として最後に国民の代表らに会う儀式。午後五時から皇居・宮殿「松の間」で行われ、陛下が国民に向けて在位中最後のお言葉を述べる。安倍晋三首相ら三権の長と閣僚、自治体の首長ら約三百人が出席する。

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<最後は雨> 雨の中、平成最後の30日朝刊を配達する新聞配達員=30日午前3時31分、東京都台東区で(戸田泰雅撮影)

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<ひっそり> 臨時休業で休市日を知らせる看板が出された豊洲市場=30日午前4時35分、東京都江東区で(戸田泰雅撮影)

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<厳戒態勢> 代替わりを目前に控え、皇居付近で警戒に当たる警察官=30日午前7時4分、東京都千代田区で(沢田将人撮影)

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<傘を差し> 傘をさす多くの観光客らでにぎわう皇居前広場=30日午前9時30分、東京都千代田区で(戸田泰雅撮影)

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<普段通り> いつものように外国人の観光客らでにぎわう仲見世商店街=30日午前10時39分、東京都台東区浅草で(朝倉豊撮影)

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<特別な印> 平成最後の日付が押印されたタワー大神宮の御朱印を手に入れた親子=30日午前11時2分、東京都港区の東京タワーで(芹沢純生撮影)

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