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【社会】

心一つに、ひしめく熱 神田祭・神輿宮入

威勢の良い掛け声とともに宮入りする神輿=12日、東京都千代田区の神田明神で

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 江戸三大祭りの一つに数えられ、二年に一度行われる神田祭は十二日、氏子百八町会の神輿(みこし)や山車(だし)が神田明神(神田神社、東京都千代田区)に練り込む「神輿宮入」でハイライトを迎えた。祭りばやしが鳴り響く中、熱気は最高潮に達した。

 神社には午前九時ごろから夕方にかけて各町会の神輿や山車が続々と到着。汗を光らせた氏子たちは「セイヤ」「ソイヤ」などの掛け声とともに神前に進み、おはらいを受けた。天皇陛下の即位を記念して各神輿に付けられた「奉祝」のひれ旗(細長い布)が薫風にはためいた。

 祖父の代から参加している神田元佐久間町会役員山田長年さん(45)は、「宮入は結婚などで他の地域に移った人も戻って来て一緒に担ぐ特別な日。皆の気持ちが高ぶって神輿が回ってしまうほど、エネルギーがぶつかり合った」。今月から就任した清水祥彦宮司(58)は「お祭りは都市化する中で人と人を結び付ける接着剤。地域共同体の要として、令和を素晴らしい時代にしたい」と話した。

 神田祭は十四日に献茶式と神事能、十五日に例大祭が行われ、幕を閉じる。

 (杉戸祐子)

 

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