東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

池袋暴走、87歳を聴取 運転ミス否定「ブレーキ利かず」

 東京・池袋で四月十九日、乗用車が暴走し母子二人が死亡した事故で、警視庁が、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情聴取したことが捜査関係者への取材で分かった。飯塚元院長は「ブレーキを踏んだが、利かなかった」と説明しているという。

 捜査関係者によると、飯塚元院長は胸を骨折して入院中の病院で今週、事情聴取に応じた。事故を起こしたことを認めて被害者への謝罪の言葉を述べたが、運転ミスは認めなかったという。

 飯塚元院長は「アクセルが戻らなかった」とも話しているが、警視庁は自動車メーカーの立ち会いで車を検査し、アクセルやブレーキに異常がなかったと確認している。

 飯塚元院長が現場手前の縁石に接触したことなどで動転し、誤ってアクセルを踏み続け、横断歩道に突っ込んだとみて調べている。

 警視庁は、飯塚元院長が聴取に応じており、逃亡の恐れがないことや、車のドライブレコーダーなどの証拠を押収していることから、退院後も逮捕せずに任意で捜査を続ける方針。飯塚元院長の回復状況に応じて、現場に立ち会わせ、事故の詳しい状況を調べる。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報