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【社会】

地元「早く落ち着いて」 15年の箱根山噴火警戒レベル3では客激減

 箱根山の噴火警戒レベルが引き上げられた。新緑の箱根を楽しむ観光客で普段通りのにぎわいを見せた一方、通行止めやロープウエー運休などの影響も。二〇一五年の引き上げ時には観光客が大きく減少しており、地元からは懸念の声が上がった。

 「景色が良いので行きたかったが…」。十八日から訪れていた横浜市の無職佐々木大輔さん(61)は十九日に大涌谷に行く計画だったが、道路が通行止めとなり変更を余儀なくされた。それでも「温泉や美術館を楽しめた」と満足した様子だった。箱根町によると、一五年の観光客は前年より約三百八十万人も減少。地元は影響を心配する。「箱根水明荘」の大木正義支配人(81)は「問い合わせが数件あったが『大丈夫ですよ』と答えている」と安全性を強調。地元のタクシー運転手(72)も「箱根全体が危ないように思われるが、そうではない」と訴えた。

 一五年はごく小規模の噴火でレベルが3に上がっており、土産物店の男性店長(43)は「何事もなく落ち着いてくれれば」と早期の収束を願った。別の土産物店を営む小川道亜(みちつぐ)さん(77)は「一時は警戒が強まり客足が遠のいた。今回はどこまで上がるかだ」と不安を口にした。

 

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