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【社会】

82歳入所者殺害 元職員逮捕 容疑否認 品川の高齢者施設

高齢者施設での入所者殺害容疑で逮捕された根本容疑者(中)=22日午前9時12分、東京都品川区で(一部画像処理、戸田泰雅撮影)

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 東京都品川区の高齢者施設で入所者の八十代男性を殺害したとして、警視庁捜査一課は二十二日、殺人の疑いで、元同施設職員、根本智紀(ともき)容疑者(28)=新宿区北新宿四=を逮捕した。 (西川正志、奥村圭吾)

根本智紀容疑者

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 逮捕容疑では四月三〜四日ごろ、当時勤務していた品川区北品川三の介護付き有料老人ホーム「サニーライフ北品川」で、入所者の黒沢喜八郎さん=当時(82)=を殺害したとされる。

 一課によると、「暴行を加えたことはない」と容疑を否認している。根本容疑者は事件当日、他の介護士の女性二人と夜勤中だった。三日午後八時以降、黒沢さんの個室に根本容疑者が出入りする姿が、施設のカメラに写っていた。

 黒沢さんは肋骨(ろっこつ)が折れ、腹部の臓器が激しく損傷していた。根本容疑者が四日午前一時四十五分ごろ、一一九番。搬送先の病院で、黒沢さんは親族に「男に蹴られた」と話したという。翌五日、出血性ショックで死亡が確認された。

 サニーライフ北品川のホームページによると、昨年十一月に開設し、定員は六十六人で全室個室。おおむね六十歳以上の入居者を受け入れている。一課によると、根本容疑者は開設当初から働いていた。

 警視庁人身安全関連事案総合対策本部によると、二〇一七年二月上旬、施設関係者を名乗る人物が警察署に「都内の施設に入所中の女性が虐待を受けている」と連絡。根本容疑者の名前を挙げたという。その後の捜査で、入所者の八十代女性の左目にあざが確認されたが、女性が別の入所者とトラブルになっていたことや同容疑者ら当直職員から事情を聴いた結果などから、事件性はないと判断したという。

入所者の82歳の男性が死亡した老人ホーム「サニーライフ北品川」=22日、東京都品川区で

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