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【社会】

9年ぶり「ひと〜つ…」 全町避難 福島・富岡町で運動会

青空の下、9年ぶりの運動会で玉入れをする児童ら=25日午前10時47分、福島県富岡町で

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 福島県富岡町の小中学校「富岡校」で二十五日、小中学校と幼稚園の合同運動会が開かれた。二〇一一年の東京電力福島第一原発事故によって全町避難を強いられたため、町内での運動会は一〇年以来、九年ぶり。一七年四月の避難指示解除後に帰還した住民らも訪れ、競技に汗を流す五十九人の子どもたちに声援を送った。 

 富岡町は原発事故から半年後の一一年九月、約五十キロ離れた福島県三春町に小中学校と幼稚園を併設した「三春校」を開設。一八年四月には町内にあった小中学校四校を集約して「富岡校」を設けた。

 本年度、三春校では十九人、富岡校では二十六人の小中学生が学ぶ。子どもが少ないため、昨年は三春校の校庭で、合同で運動会を開いた。今年は帰還した町民にも運動会に参加してもらおうと、初めて富岡校で開催。福島県郡山市の避難先から町が用意したバスで駆け付ける町民もいて、玉入れや綱引きなどの種目を一緒に楽しんだ。

 この日の運動会は暑さ対策で、プログラムを一部省略した。 (松尾博史)

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