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【社会】

シーサイドライン衝突 逆走防止装置に不備か

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 新交通システム「金沢シーサイドライン」の新杉田駅(横浜市磯子区)で一日、自動運転の車両が逆走し車止めに衝突した事故で、進行方向を指示する車両側の回路の一部が断線し、逆走につながった疑いが強いことが六日、運営会社の記者会見で明らかになった。

 断線していたのは、自動列車運転装置(ATO)から、車両のモーター制御装置に進行方向を伝える回路で、事故車両を導入した六年前から交換していなかった。断線で、モーターに正しい進行方向が伝わらなかった可能性が高い。

 さらに、逆走を検知して自動的にブレーキをかけるシステムも単独では作動しないため、そのまま逆向きに発車した疑いがある。会見した運営会社「横浜シーサイドライン」の担当者は検知システムの欠陥と認め、「システムを開発した時は想定していなかった。早急に修正する」と話した。

 事故車両は一日、直前まで十五往復していたが異常はなかった。ATOの地上側の装置にも異常は見当たらず、同社は、車両側の電気系統に原因があるとみて調べていた。同社と運輸安全委は、断線した理由や状況などを引き続き調べる。

 

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