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【社会】

日本最西端 260メートル北北西へ 与那国島の岩「トゥイシ」 地理院が地形図に記載

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 国土地理院が、沖縄県・与那国島にある岩「トゥイシ」を日本の国土を示す最も基本的な地図とされる「二万五千分の一地形図」に新たに記載した結果、日本最西端の地点がこれまでより北北西に約二百六十メートル先になったことが、地理院への取材で分かった。地理院はトゥイシについて、満潮時も海面上にあると確認した。

 地理院によると、与那国島の二万五千分の一地形図が一九八一年に作成されて以降初めて、最西端の場所が変わった。岩の存在は「五千分の一地形図」や海図などには既に記載されており、日本の排他的経済水域(EEZ)の面積に影響しないという。

 二万五千分の一地形図では、原則として、満潮時に七・五メートル四方以上あることを基準に島や岩などを記載している。トゥイシはこれまで、満潮時に海面下に隠れてしまう「隠顕岩(いんけんがん)」がある範囲の記載があるだけで名称も示されていなかった。

 地理院のチームは二〇一七年七月、小型無人機(ドローン)による撮影などの現地調査をした結果、大潮の満潮時も海面上に出ていることを確認。今年三月、与那国町が地形図への追加を申請し、今回記載された。六月一日から地理院のホームページでも公開している。

 地形図への記載で、日本最西端は北緯二四度二六分五八秒、東経一二二度五六分〇一秒から、北緯二四度二七分〇五秒、東経一二二度五五分五七秒に変わった。

 

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