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【社会】

海運会社「飛来物で被害」 乗組員目撃と説明 機雷攻撃を否定

記者会見でタンカーの写真を手に説明する国華産業の堅田豊社長=14日午後、東京都千代田区で

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 東京の海運会社「国華産業」の堅田豊社長は十四日、本社で記者会見し、イラン沖のホルムズ海峡近くで攻撃されたタンカーに関し「乗組員は飛来物でやられたと言っている」と説明した。計二回の攻撃のうち、二回目は乗組員が飛来物を目撃していたという。機雷や魚雷による攻撃を受けたとの見方を強く否定した。パナマ国旗を掲げて航行しており、日本の船を狙って攻撃が行われたとは考えにくいとも述べた。

 タンカーの状況については「状態は安定しており、沈没の可能性はない」とした。アラブ首長国連邦に向かってえい航中で、乗組員全員が戻り、予備電源が復旧したという。貨物や燃料の損失もないとしている。

 米軍は、イラン革命防衛隊の小型船が、タンカーに付着させた機雷を取り除いているとする映像を公開したが、堅田社長は「攻撃を受けた場所は水面よりだいぶ上。魚雷や機雷であれば海面より上で損害を受けることはない」と話した。

 国華産業は攻撃された具体的な場所について、十三日はタンカーの左舷としていたが、右舷と修正した。

 国華産業によると、タンカーにはフィリピン人二十一人が乗船。一人が軽いけがを負ったが、応急処置の結果、快方に向かっている。堅田社長は「航路が閉鎖されない限り、船員の同意を得て運航する」として、ペルシャ湾周辺での航行を継続する意向を示した。

 

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