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【社会】

【動画あり】「だるま」に別れ 京急「800形」 80人乗せラストラン

京急品川駅で出発を待つ「だるま電車」の愛称を持つ京浜急行800形=16日、東京都港区で

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 「だるま」の愛称で親しまれた京急電鉄最後の片開き扉の車両「800形」が十六日、品川駅−久里浜工場(神奈川県横須賀市)をラスト運行し、ファンらが別れを惜しんだ。

 800形は一九七八年にデビュー。ヘッドライトが一つの一灯式前照灯で、扉は片開きという最近は見られなくなった車両で、天井には扇風機が付いている。最後の一編成が京急本線の普通電車として走っていたが、老朽化やホームドア設置に伴い引退が決まった。ラスト運行は特別貸し切り列車で、引退記念乗車券の購入者から抽選で選ばれた八十人が乗車した。

 抽選倍率は百倍。東京都港区の中学二年生・上田翔さん(13)は「まさか当たるとは思わなかったので感無量です。800形の魅力は京急の伝統を受け継いでいるところ」と話していた。

 久里浜工場では撮影会や鉄道タレントのイベントが行われた。車両は十九日まで、トラブル時の予備車両として待機する。引退後の予定は決まっていない。 (宮崎美紀子)

 

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