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【社会】

大阪府民、安堵 府警「銃奪われぬ対策が急務」

現場の千里山交番の前を通る人たち=17日午前、大阪府吹田市で

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 大阪府吹田市の千里山交番では十七日朝、前日に現場を覆っていたブルーシートが外され、警察官が出入りする様子が見られた。付近は早朝こそ人影が少なかったが、午前七時前に容疑者逮捕が報じられると、住民の間に「ホッとした」との声が広がり、市内の小中学校も授業を始めた。

 現場近くの無職男性(60)は「普段の静かな街に早く戻ってほしい」と願う。犬の散歩をしていた近くの主婦大塚澄江さん(64)は重体の古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(26)を気に掛け「以前、駐車場で当て逃げされたときに丁寧に対応してくれた。優しい方で、早く回復してほしい」と祈った。

 近くの仕事場に通う建築会社社長の高山昌重さん(50)=大阪市淀川区=は「仕事に来るのが不安だった。日曜は小学二〜四年の子どもらを外に出せなかったが、今日は学校に行かせられる」と話した。

 吹田市教育委員会によると、逮捕を受けて十七日は小中学校とも授業開始を決めた。小学校は給食を提供できないため、午前中だけとなった。府教委は特別支援学校を臨時休校とし、他の府立学校については一部、始業を繰り下げた。 (井上靖史)

 ◇ 

 「早めに逮捕できて良かった」。拳銃強奪事件の容疑者逮捕を受け、月末に二十カ国・地域首脳会議(G20サミット)の警備を控えた大阪府警内部では十七日、安堵(あんど)が広がった。一方、「サミット前に拳銃を奪われた事実は変わらず、対策は急務だ」「負傷した警官の容体が心配だ」との声も聞かれた。

 

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