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【社会】

「115キロ 軽く感じた」 ベンチプレス世界マスターズ18連覇 八王子の69歳・澤さん

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 千葉県成田市で五月にあった世界ベンチプレス選手権大会で、東京都八王子市在住の澤千代美さん(69)=写真=が「マスターズ4(女子)84キロ級」に出場し、フルギア部門で世界記録になる百十五キロを挙げ、大会「十八連覇」を達成した。澤さんは「二十連覇を目指したい」と笑顔を見せた。

 ベンチプレスは、台の上に横たわり、胸の上のバーベルを垂直に上げる競技。フルギア部門は専用のスーツなどを着用して挑む。澤さんは今大会、年齢別で最高齢の部門に出場した。当日は「体調がよく、百十五キロも軽く感じた」という。

 澤さんがベンチプレスを始めたのは、市内の保育園で調理の仕事をしていた五十歳の時。「健康診断で太りすぎと言われた」といい、運動のためにジムに通い始めた。そこでベンチプレスをしてみたところ、五十キロを軽々と挙げてトレーナーに才能を見いだされ、本格的に始めた。

 二〇〇一年に世界大会に初出場して優勝し、その後の快進撃が始まった。イラク戦争のため日本からの選手の海外派遣が中止された〇三年を除き、優勝を続けている。現在は市内の体育館でトレーナーなどの仕事をしながら、週に一回、ジムに通って自らの練習をしているという。

 来年の世界大会はチェコで開かれる予定で、体重を調整して72キロ級での出場を目指す。澤さんは「私一人の力でなく、関係者ら周囲の助けがあってここまで来られた」と感謝。「階級を変えても世界記録を目指したい」と意気込んでいる。 (萩原誠)

 

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