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【社会】

「感じたことない揺れ」 深夜の地震、声震わせ

地震の影響で電車が動かず、タクシーを待つ人たち=18日午後11時4分、新潟市中央区のJR新潟駅前で

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 新潟県で十八日夜、震度6強を観測した地震。津波注意報も出され、沿岸部に緊張が走った。夜半の激しい揺れに、住民らは「感じたことのない揺れだ」「高台に住民が集まっている」と声を震わせた。

 同県村上市総務課の男性職員は地震発生時、自宅で子どもと一緒に眠っていた。「これまでの人生で感じたことのない揺れ。最初に突き上げられるような縦揺れがあった。それから一分ぐらいはずっと揺れていたように感じた」と語った。

 村上市で食堂を営む磯部孝行さん(45)は、携帯電話の緊急地震速報が鳴った直後の揺れに「驚くことしかできなかった」。当時、店にいた八人ほどの客は急いで家に帰った。海の近くに住む友人は避難したようだという。

 自宅でくつろいでいた新潟市西区の女性(67)は、強い横揺れを感じ、慌てて机の下に隠れた。二階の本棚から本が崩れ落ちた。「中越沖地震の時よりも強く感じた」。おびえた様子で話し、着の身着のまま避難場所に向かった。

 同市中央区の公務員の男性(32)は「子どもと寝ていたら緊急地震速報で目が覚めた。縦揺れが五〜六秒続き、その後も横揺れがしばらく続いた。小学校に百人近く避難者が集まり、高台の道路に近くの住人が集まっているようだ」と話した。

 震度6弱を観測した山形県鶴岡市の主婦三浦和香さん(67)は「ソファにしがみつき、体が固まって動けなくなった。タンスの上の衣類などが落ちてきた」と不安そう。市役所の男性職員は「いきなり強い横揺れが始まり、三十秒弱止まらなかった。庁舎内の花瓶が落ちた」と語った。

 ◇ 

 山形県鶴岡市の鶴岡ガスの笹原泰社長(48)は「強い横揺れが数十秒続いた。八年前の東日本大震災の時より、揺れた時間は短かったが、強く感じた」と話した。同社管内でのガス漏れはなかったが、安全の確認に追われた。

 

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