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【社会】

CD離れ 銀座の名店も 山野楽器、売り場縮小し4階へ

CDの売り場面積を大幅縮小することを決めた山野楽器銀座本店=4日、東京都中央区で

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 東京の一等地、銀座4丁目交差点そばの山野楽器銀座本店が今月25日から、目抜き通りに面した1階を中心とするCD売り場を4階へ移動、面積を約4分の1に大幅縮小することが分かった。音楽文化を1世紀以上発信してきた名所で、インターネット配信の普及とCD離れを示す象徴的な出来事と言えそうだ。

 通称「銀座通り」沿いにある8階建ての同店は現在、地下1階と地上1、2階の計3フロアで音楽CDを中心に販売。国内外の買い物客でにぎわう場所で、少なくとも大正時代初めからレコードを販売してきた。ある音楽関係者は「銀座山野にCDを置いてもらうのが歌手のステータスで、本当にショックだ」と嘆く。

 1、2階などの用途は検討中。山野楽器は「CD売り上げが伸びず、経営の効率化を図る。大人向けの音楽教室を既にCD販売店より多く展開しており、そちらに注力していきたい」としている。日本レコード協会の統計によると、CDなど音楽ソフトの年間生産額は1998年の約6075億円をピークに減少。昨年は2403億円で、音楽の消費は配信やライブへと移行している。

山野楽器のレコード売り場=1968年8月

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