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【社会】

伊藤さん「抵抗した」 性暴力訴訟 「法に触れず」山口氏反論

 ジャーナリスト伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者の山口敬之氏から性暴力を受けたとして、慰謝料など千百万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が八日、東京地裁で開かれ、双方の尋問が実施された。伊藤さんは「『やめて』と言って抵抗した。体を守るのに必死だった」と証言。山口氏は「法に触れる行為は絶対にしていない」と反論した。

 伊藤さんは、二〇一五年に就職先の紹介を受けるため山口氏と飲食した際に記憶をなくし、ホテルで乱暴されたと主張。「今でもフラッシュバックがある」と話した。

 山口氏は「伊藤さんは手を引っ張って積極的に誘ってきた。合意がなかったと事実と異なることを言われ、社会的なダメージを受けた」と訴えた。

 東京地裁は、伊藤さんの記者会見での発言などで社会的信用を奪われたとして、山口氏が一億三千万円の損害賠償を求めた訴訟も併合して審理している。

 伊藤さんは準強姦(ごうかん)容疑で警視庁に被害届を提出したが、東京地検が一六年七月に嫌疑不十分で不起訴としたため検察審査会に審査を申し立てた。

 東京第六検察審査会は一七年九月、不起訴を覆すだけの理由がなかったとして「不起訴相当」と議決した。

 

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