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【社会】

京アニ放火 本社も下見か 事件数日前、容疑者と似た男

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 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第一スタジオで三十四人が死亡した放火殺人事件で、十八日の火災数日前に、南東に約一キロ離れた京都府宇治市の本社周辺でも青葉真司容疑者(41)と似た赤いシャツを着て、荷物を載せた台車を押す男が近隣住民に目撃されていたことが二十二日、捜査関係者への取材で分かった。

 府警は青葉容疑者が事件前に本社周辺も下見をしていたとみて調べる。

 現場から南に約五キロ離れた宇治市内のホームセンターで、青葉容疑者とみられる男がガソリン携行缶二つなどを購入していたことも、店のカメラ映像などから判明。現場周辺の公園や路上では、事件数日前から携行缶や台車の近くにいる青葉容疑者に似た男の目撃情報が相次いでいる。

 捜査関係者によると、店のカメラには、青葉容疑者が身柄を確保された時と同じ赤いシャツに青いジーンズ姿の男が、二十リットル入りの赤い携行缶二つを買う姿が写っていた。青葉容疑者とみられる男は火災三十分前の十八日午前十時ごろ、現場の西約五百メートルのガソリンスタンドで計四十リットルを二缶に分けて購入。その後台車で現場近くまで運び、うち十リットルをバケツに移し替えてまいたとみられる。

 火災後、二缶がスタジオの南西約数十メートルの路地で見つかった。路地は両脇にフェンスが設置された道幅二〜三メートルの歩行者専用。二缶のうち一つは満タン、もう一つは半分ほどガソリンが残っていた。また台車や包丁、ハンマーはスタジオ前の路上付近で見つかった。

 府警は二十二日、新たに八遺体の司法解剖結果を公表。これまで判明した計二十六人の死因は焼死二十人、一酸化炭素中毒死三人、窒息死二人、不詳一人となった。

 

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