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【社会】

風疹患者2000人超す 昨年上回るペース 東京が最多

 国立感染症研究所は三十日、今年の風疹患者数が二千四人になったと発表した。昨年夏に始まった流行は首都圏を中心に続いており、今年の患者数が昨年の二千九百十七人を上回るペースだ。厚生労働省はワクチン接種の徹底を呼び掛けている。

 二十一日までの一週間に新たに二十二人の患者が報告された。地域別では東京都が累計七百三十六人で最も多く、神奈川(二百四十六人)、千葉(百七十六人)、埼玉(百七十三人)、大阪(百二十人)、福岡(八十二人)と続いた。首都圏や大都市圏で目立つ。

 風疹は患者のくしゃみやせきを介して感染し、発疹や発熱などが現れる。妊娠初期は胎児に感染する危険があり、出生後に目や耳、心臓などに障害が生じる「先天性風疹症候群」を発症する恐れがある。

 埼玉県と東京都、大阪府で今年、男児計三人が報告された。母親に風疹の症状が見られなかったケースもあり、今後の増加も懸念される。

 ワクチンを接種できない妊婦が家族や職場の同僚らから感染するのを防ぐため、厚労省は、定期接種の機会がなく感染リスクが高い四十〜五十七歳の男性を対象に三年間、抗体検査やワクチン接種を無料とする追加対策を実施している。

 

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