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【社会】

「医療的ケア児の親に休息を」 専門シッター都内で来月開始

 人工呼吸器や胃ろうなどを日常的に使用する「医療的ケア児」専門のシッター事業を、認定NPO法人フローレンス(東京)が九月から東京都内で始めると三十一日発表した。訪問看護などには時間制限があるため、シッターを利用することで「ケアする親に休息を取ってもらいたい」としている。

 医療的ケア児は推計約一万八千人。重い障害のある人は二十四時間の重度訪問介護を利用できるが、原則として十八歳未満は対象外となっている。

 フローレンスのシッター事業は都内二十三区に住むゼロ〜十八歳が対象で、約三十世帯の利用を想定。公的医療保険の訪問看護は一回当たり三十〜九十分が標準であるのに対し、看護師をシッターとして三時間程度派遣する。シッターも公的支援の一つとして利用できる。

 フローレンスの駒崎弘樹代表理事はこの日、厚生労働省で記者会見し「子どもから一時も目を離せず、緊張感の中で暮らす親たちの休息につなげたい。同じ事業モデルが全国に広がっていってほしい」と話した。

 

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