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【社会】

日航副操縦士から酒気 乗務できず、3日後に発表

 日航は十三日、十日午後四時十分の鹿児島発羽田行き650便に乗務予定だった男性副操縦士(54)からアルコールが検出されたため、交代させたと明らかにした。鹿児島での乗務前のアルコール検査で、呼気一リットル当たり〇・〇九ミリグラムを検出した。今後、処分する方針。運航に遅れはなかった。

 日航では六月から、滞在先では勤務開始の二十四時間前から禁酒としているのに、副操縦士は十日未明にコンビニで日本酒を購入し、出発の約二時間前、誤って飲んだと説明しているが、日航は検出された値とは矛盾があるとみており、詳しく調べている。

 日航では昨年以降、パイロットの飲酒不祥事が相次いでいる。赤坂祐二社長は十二日、日航ジャンボ機墜落事故の慰霊のため訪れた群馬県で「乗務員の意識改革をきめ細かくやっていく」と強調。同社は今回の不祥事を受け「深くおわびする。飲酒問題がいまだ根絶に至らない実情を重く受け止め、再発防止の徹底を図る」とコメントした。

 日航によると、副操縦士は九日、計三便に乗務し午後九時ごろ鹿児島空港に到着した。副操縦士の説明では、夕食の後、コンビニで日本酒を購入。直後は二十四時間の規定を思い出し、グラスに入れたものの飲まなかったが、十日午後、ホテルの部屋で昼食を取った際、グラスの酒を誤って飲んだという。

 

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