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【社会】

羽田と都心 船で結ぶ JR東、来年にも運航

羽田空港付近を航行する船から、飛行機を見上げる乗客=4日

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 JR東日本が、羽田空港と都心部を結ぶ船便の運航に乗り出す方向で検討していることが16日、同社関係者への取材で分かった。約10年後の完成を見込む鉄道の新路線「羽田空港アクセス線」と合わせ、利便性の大幅な向上で訪日外国人を取り込むと共に、災害時の輸送路確保を狙う。早ければ2020年中に運航を開始する。

 都心側の発着拠点は同社が浜松町駅近くで再開発を進める港区の竹芝地区とし、浅草や日本橋といった観光地や繁華街とも船で結ぶ。観光地路線については来夏の東京五輪・パラリンピック前に先行させる計画もある。

 竹芝地区はホテルや劇場、オフィスなどが一体となった再開発が進み、20年に完了する見通し。JR東の「非鉄道」事業を活用した新たな戦略で、かつて「水の都」と呼ばれた東京の水運を活性化させる取り組みとしても注目されそうだ。

 関係者によると、湾岸付近に多い川や水路を航行できるサイズの船を想定しており、都心部での運航実績がある事業者と提携していく方針。所要時間や料金などの詳細は今後検討する。

 昨年1〜11月、竹芝地区から船による輸送実験を同社が実施、利用客には「街がいつもと違って見える」「思ったより便利」と好評だった。

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