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【社会】

あざなど県警に伝えず 鹿児島女児死亡 情報把握の出水市

 鹿児島県出水(いずみ)市で大塚璃愛来(りあら)ちゃん(4つ)が死亡し、母親の交際相手で同居する建設作業員日渡(ひわたし)駿容疑者(21)が暴行容疑で逮捕された事件で、璃愛来ちゃんの体に数カ所のあざがあるとの情報や、救急外来を受診したことを出水市が把握しながら、県警に伝えていなかったことが二日、市への取材で分かった。市は中央児童相談所(鹿児島市)に伝えたかどうかは「確認中」としている。

 虐待が疑われる情報を県警や児相と適切に共有していれば、早期の捜査や一時保護につながった可能性がある。中央児相の佐多士郎所長は一日夜の取材に「そうした情報があれば対応していた。今ある資料の中ではそうした報告はなかった」と説明している。

 出水市によると、母親が七月に「遊んでいて頭をぶつけ、嘔吐(おうと)した」と璃愛来ちゃんを市内の病院の救急外来で受診させ、八月一日に病院側から市に対し情報提供があった。五日に母親が受診した別の病院からも「一緒に来た璃愛来ちゃんの体にあざが数カ所ある」との報告を受けていた。

 県警などによると、三人は七月に出水市で暮らし始めた。母子が以前住んでいた同県薩摩川内市からは育児放棄(ネグレクト)として引き継がれていた。

 

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